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食中毒に注意

BBQで喜ばれるのが「差し入れ」!

暖かくなってくると、青空の下で肉や野菜を焼いて食べるBBQが盛んに行われるようになります。

それと同時に、暖かくなると食中毒の危険性も増します。
冬場の寒い時期には活動が抑制されていた菌が、気温と湿度の上昇により活発に活動し始めるのです。

食中毒の主な原因としてはO-157などの腸管出血性大腸菌、カンピロバクターなどが有名ですが、もしこれらの細菌を体内に入れてしまうと激しい腹痛とともに下痢や嘔吐、発熱などの症状が発現してしまいます。
楽しいBBQが楽しい思い出のまま終わらせられるように、食中毒には十分すぎるほどの対処が必要と言えるでしょう。

予防のために

食中毒を起こさせないためには、第一に清潔であることが重要です。
屋外では想像以上に手や調理器具に細菌が付着しやすい状況です。
手も調理器具も何もしなくても細菌が付着してしまうため、調理前に一度手を洗ったから大丈夫と油断せずに、こまめに洗い直して清潔を保ちましょう。

また、トングを生肉用、加熱調理後の肉用、野菜用と分けることも清潔を保つために大切です。
特に細菌は家畜の腸内から来ていますので、生肉を箸でそのまま掴むことは危険です。
生肉についている細菌は加熱することで死滅しますので中までしっかりと火を通してから食べましょう。
炭火の場合、火力が強くなりやすく、表面は焼けているように見えても中まで火が通っていないこともあり得るので注意が必要です。
そして、食材は焼く直前にクーラーボックスから取り出すようにしてください。

暑い中放置すると細菌はみるみるうちに繁殖するので、出したらすぐに焼く、また、焼いたら放置せずにすぐに食べるようにしましょう。
前述したように、屋外にはたくさんの細菌がるので、何もしなくても表に出ている食べ物に菌が付着してしまいます。
十分加熱したから大丈夫、肉じゃないから大丈夫、という油断は禁物です。 最後に、BBQで調理し食べきれなかった食品を持って帰るのも避けたほうがいいでしょう。

特に、一度外に出して焼かなかった生肉はかなりの危険性を伴いますので、もったいなくても破棄した方が賢明です。