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懐中電灯の選び方ポイント

非常用、防災用や暗い屋外での作業用として活躍する懐中電灯。フラッシュライト、携帯ライトとも呼ばれ、各家庭に1本は必要なアイテムですよね。

そこで今回は、懐中電灯を探している方に向けて、選び方のポイントをご説明します。

明るさ

懐中電灯を選ぶ上で要となる「明るさ」です。明るさの指標は3つあります。それぞれ以下のとおりです。

  • ろうそく1本が一方向を照らす明るさが1カンデラ
  • 1カンデラでまんべんなく照射された光の1ステラジアン辺りの量が1ルーメン
  • 1ルーメンの光の量で1㎡を照らすと1ルクス
  • 懐中電灯の明るさは主にルーメンで表記されることになります。これまでの懐中電灯は10〜50ルーメンくらいが一般的でした。しかし最近の懐中電灯は進化していて、300ルーメンを超えるような商品も販売されています。

    目安としては100ルーメン以上あるものを選びたいですね。

    また明るさと電池消耗は比例するので、そこまで暗くない場所で使う際には明るさを抑えて使用し、停電時や暗い夜道などを歩くときは遠方でも明るく照らせるような、明るさの調節機能がついているものがおすすめです。

    照射範囲

    懐中電灯で照らす先は大きく手元と遠方の2つに分かれますが、それぞれを照らした時の照射範囲も懐中電灯の基本機能として重要なポイントになります。

    手元

    狭い範囲の照射だと細かく懐中電灯を動かさなければならないため、懐中電灯の60cm先にある足場を広くムラなく照らせるような広角照射が出来る物がおすすめです。
    探し物などで使う場合は動かす手間が省け、文字などを見る時も見える幅が広い方が読みやすくなります。

    遠方

    遠方は5m先の狭角をピンポイントで強力に明るく、広角でも2m先を見渡せるくらい明るく照らせる様なズーム機能がある物をおすすめします。
    遠くを照らした時に暗めの光りだと、先に危険物があった場合に気付きにくく、範囲が狭いと、左右に注意が行き渡らない場合があります。

    使いやすさ

    非常時や暗い夜道などで使うものですから、使いやすさは重視したいところです。以下のポイントを確認して下さい。

    大きさ

    片手で使える程の大きさかつ軽いものを選びましょう。大きすぎると特に災害時などには非難の妨げになり、重いものは腕も疲れてしまいます。
    また、小さすぎると手の収まりが悪く落としてしまったりするので、自分の手に丁度良いサイズをイメージしましょう。

    スイッチ・光調節の場所

    使いたい時にサッと使える様に、電源スイッチは懐中電灯の後端に付いているものが分かりやすくて良いです。
    握り手付近に付いている場合は色々なスイッチと混ざり探すのに少々手間取る可能性があります。 明るさ調節は、細かく調節できるスライド式がおすすめですよ。寒い日に手が悴んだ時でも動かしやすいのが利点です。

    おすすめ付属機能

    その他にも以下の様な機能が付属している商品があります。ご自分の用途に合わせて、必要な機能を見極めましょう。

    ラジオ機能

    特に非常時にはラジオ情報が頼りになります。防災にも使うのであればラジオ機能が付いている商品のほうが安心でしょう。

    防水機能

    いつどんなときにでも使えるよう、懐中電灯も防水タイプ、少なくとも防滴の物を備えておきたいものです。

    ラジオ機能

    自分の居場所を知らせることが出来るので、地味ですが侮れない機能です。
    特に夜、車道の近くを歩く際などには欲しい機能ですね。