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冬のキャンプについて

冬キャンプは、キャンプのオフシーズンと言われていますが冬キャンプにしかできないおもしろさがたくさんあります。おすすすめのアクティビティから装備について、そして注意点まで網羅!今回は冬キャンプの魅力を盛りだくさんの内容でご紹介しましょう!

冬キャンプの魅力

まずは冬にしか味わえない「冬キャンプの魅力」をいくつかご紹介します!

キレイな星空

冬の冷たく澄んだ空気は、星を他のどの季節より綺麗に見せてくれます。冬の星空を眺めながらホットコーヒーやお酒を飲むなんて、なんとも贅沢なひと時ですね。

冬ならではのアクティビティ

冬のアクティビティといえばスノーボード!スノーボードが楽しめる冬のキャンプイベントへ参加するのも良いですね。

冬キャンプならではの暖のとり方を堪能できる!

冬キャンプといえば、憧れの「薪ストーブ」。身体の芯まで暖まりましょう。写真のように料理使うという手も!どっしりと重厚感のあるルックスで、冬キャンプムードが一気に盛り上がりそうです。

虫も少なく快適

キャンプに興味はあっても虫が苦手で二の足を踏んでいる…という女性陣に朗報!そう、空気の清々しい冬のキャンプは虫に悩まされることがありません。そして基本的にはオフシーズンのためキャンプ場も空いていて人も少なく、ゆったりと満喫することができるんです。

装備をチェック

続いては装備です。冬キャンプの場合、テントやシュラフなど夏場と持っていくギアは同じでも、スペックの面では「冬の寒さ」を意識して選ぶことが重要になってきます。ではさっそく、装備のポイントを見ていきましょう!

テント

冬の寒さの中でテント泊を行うなら、極寒にも耐えうる素材やタイプのテントをきちんと選びましょう。
テントとリビング部分は繋がっていた方が暖かく過ごせることから、何といっても2ルームがおすすめ!ですがスクリーンタイプのみの2ルームテントでは意味がないため、しっかりと締め切れるパネルを持ったリビング構造のものを選ぶとよいでしょう。

がっちりフルクローズで寒気をシャットアウト!! サイズによっては寝室兼リビングとして使用できるワンポールテントも、冬場のキャンプにおすすめ。ひとつのテントの中で全てを完結させることができ、寒空の中を移動しなくても済みます。

ワンポールテントを冬キャンプに選ぶ場合は、アウターのレインフライの裾が地面まで届くタイプを選ばないと冷たい隙間風が入ってくるため注意が必要。コットン幕のテントはポリエステルと比べて熱の移動が少なくなるため、冬はテント内部の熱を外に逃がしにくく、結露しにくい点も魅力的です!

コット

夏のキャンプ時にテント内のコットで昼寝する時のあの風通しの良さが、冬のキャンプでは仇となります。逆に冬は、いかにして冷気をよせつけないかが快適な冬のコット就寝のポイント!
まず、コット+シュラフだけで寝てはいけません。地面の冷たさは侮れません、マットが無いと下からの冷気でキンキンに冷えてしまいます。対策としてはコットの上に断熱性の高いマットを乗せ、その上に冬用のシュラフを置いて寝れば、あたたかく快適に眠れます。コットと床の間に荷物を詰め込んで冷気をシャットアウトするのもおすすめテク!

シュラフ

上下を切り離せる封筒型のシュラフもありますが、冬キャンプも視野に入れるなら断然マミー型(人型)シュラフがおすすめです。何といっても身体との密閉率が高く、意外と寒さを感じる頭部分までスッポリと被れるため、暖かさと安心感に包まれて眠ることができます!

化繊シュラフより断然暖かいという点でダウンシュラフが◎。パッキングサイズも小さく、何かと荷物の多い冬キャンプにうってつけ!

カイロ

部分的にでも暖かさを感じると身体は温もってくるものです。手軽に使えて携帯しやすいカイロは、キャンプでも立派な防寒グッズとして役立ちます!ですが、長時間使用したり肌着等に貼って寝てしまうと低温火傷になることも。誤った方法で使うと火傷などのトラブルになりかねないので、カイロと言えど注意が必要です。

登山愛好家の間では有名な携帯カイロ。熱量は使い捨てカイロの約13倍!ベンジンを注油し繰り返し使用できる環境に優しいところもGOOD。

ストーブ

ストーブは冬キャンプの強力な味方ですが、どんなストーブでも良いというわけではありません。強い冷気や雪の降る屋外での使用を想定し、耐久性に優れた冬キャンプ仕様のものを選びましょう。またタープやテントによっては暖房使用に適していないものもあるので、安全面も事前にきちんとチェックしておきましょう!

注意点

最後は、冬キャンプを安全に楽しく行う上での注意点をチェックしましょう!

テント内でのストーブや火気の使用には細心の注意を!

キャンプ上級者ともなれば冬のキャンプでは石油ストーブや薪ストーブ、もしくは電気毛布などの暖房アイテムを使ってテント内を温めるキャンパーもいるようです。
しかし、幕内でストーブを使うなら換気ができるテントなのは大前提。そしてテント内での焚き火は一酸化炭素中毒を引き起こす危険性もあることから、厳禁です!キャンプで火気を扱う際は、充分に配慮しましょう。

テント内の温もりを奪う結露対策も忘れずに!

外気と内気に寒暖差があると発生する結露。内側に発生すると内部に雫が滴り落ちテント内が濡れてしまだけでなく、テントの中の熱も逃がしてしまいます。結露の発生を避けるために、こまめな換気やシュラフをテントの内幕から離すなどの対策をとりましょう。

オーバーユースはトラブルのもと!シュラフとカイロの使用について

冬キャンプの夜、ガッツリ着込んでシュラフに入りたい気持ちはわかりますが、シュラフは体温でかなり温まります。冬にもかかわらず暑さで寝苦しくならないためにも、通気性の良いものを着るようにしましょう。また、カイロを使用する場合は長時間の使用は避けること、直接身体に当たらないようにするなど、まさかの低温やけどに注意しましょう!

万全な対策を取って出かけましょう

春夏秋とキャンプを楽しみ、冬の自然の風景を見ずしてまた春を迎えるのはもったいないというもの!寒い季節にしか感じることのできない凛とした張り詰めた空気感は、キャンプ本来の自然と親しむことの魅力を改めて感じさせてくれるはずです。夏の暑さと同じように冬の寒さを肌で感じてこそ、自然を体感、四季を体感するというものではないでしょうか?